ハーブでアロマキャンドルを作る

ハーブ
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き~いよし~♪ こ~のよる~♪

もうすぐクリスマスです。クリスマスというだけで意味もなくなんだかワクワクしますね。

ツリーを飾り付けたり、以前紹介したリースを飾ったり♪

あとクリスマスを演出するアイテムといえばロウソク!

ゆらゆらしたロウソクの灯を見ているだけでも心が和みます。

そこで今回はハーブを使ったアロマキャンドルを紹介します。

いろいろな香りが楽しめるのもハーブの魅力の一つ。香りはリラックス効果や集中力を高めたりと様々な精神的作用があります。
その楽しみ方も様々で、生のハーブから直接香りを楽しんだり、その成分が凝集された精油を使って楽しんだりいろいろできます。
クリノンん家ではガーゼ等に精油を染み込ませてそれを風通しのいい窓際にぶら下げてほのかな香りを楽しんだりしています。

1.準備するもの
(1)ドライハーブ(今回はゼラニウムの花と茎を使用)
(2)精油(今回はゼラニウムの精油を使用)
(3)パラフィンワックス又はろうそく
(4)凧糸(ろうそくを用いる場合は不要)
(5)型(お好みのものでOK。今回は100均で売っているカップを使用)
(6)割りばし
(7)加熱容器(クリノンん家ではチーズフォンデュ用のものを流用してます。湯煎でもOK)

※ドライハーブと精油はどちらか一方でもOKです
※ドライハーブと精油は異なる種類のものでもOKです

※パラフィンワックスは手作りキャンドル用として購入できます♪

※仏壇用ろうそくでもOKです。クリノンん家では実家に眠っている多量の仏壇用ろうそくを使ってます。芯も使うので有効利用です♪

2.ろうそく作り

(1)ろう(パラフィン)準備

   ろうそくから芯を取り出します。パラフィンワックスを使う場合は(2)から始めます。

a.カッターを用いてろうそくを二つに割り、芯を取り出します。

b.今回は15本くらいばらして、ロウ(パラフィン)30~40gくらい準備します。

(2)ドライハーブを砕きます

ドライハーブを手で細かく砕き、お茶パックに入れます。

(3)パラフィンを溶かします

加熱容器に砕いたろうそくのロウ(又はパラフィンワックスペレット)を入れロウを溶かします。60℃ですぐ溶けます。温度が下がると固まってくるので、冷めないよう注意してください。

(4)アロマ成分を抽出する

溶けたロウに(2)のお茶パックを浸します。

5分ほど浸したら取り出します。この時割りばし等でお茶パックを揉み出すと香りが強くなります。

(揉み出す工程は実施しなくてもOK)

(5)型の準備

ロウを加熱している間に型の準備をします。

ロウを流し込む容器を準備し、芯となる糸(ロウソクから取り出した芯又は凧糸)を割りばしで挟みます。

芯を挟んだ割りばしを容器に置きます(今回用いたシリコンカップは柔らかいため割りばしを置くと潰れます。対策として同じカップを左右に並べ補助しました)。

(6)ロウの流し込み

準備した型に溶かしたロウを流し込みます(やけどに注意です!)

(7)仕上げ

a.乾燥させた花を入れます(入れなくてもOK,また葉っぱでもよいです♪)。

b.精油を入れます(1,2滴でOK,また入れなくてもOKです)。

(8)完成

ロウが冷めて固まったら型から取り出して完成♪

火を灯すとハーブのやわらかな香りが漂い、ゆらめく灯をぼーっと眺めているだけでリラックスできます♪

3.その他

(1)今回はゼラニウム1種類で作りましたが、ハーブをブレンドして用いても面白いです。いろいろ試してみてください。

(2)ブレンドする場合、香りには相性があります。例えばゼラニウムとはレモングラス、カモミール、ローズマリー、ローズウッド等と相性が良いとされています。(1)

ゼラニウムとレモングラスで柑橘調の香り

ゼラニウムとカモミールで花調の香り

ゼラニウムとローズマリーでハーブ調の香り

ゼラニウムとローズウッドで森林調の香り

といった具合です。

最後まで本ブログをご覧いただきありがとうございました!

—参考文献—
1)楢林佳津美:香りの相性 MATRIX. 精油テキスト. 第7版, 日本アロマコーディネータースクール, 2007, p.155

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