自宅で精油を作る_00

アロマ
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 クリノンは副業でアロマエステを生業としています。仕事だけではなく、自分にもアロマオイル(精油)を使っており1回で0.2ccくらい使います。

しかもこの精油、結構値が張ります(1ccで安いのもで200円くらい、高いものだと2000円くらい。ピンキリです)。

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クリノンは常々精油を自家製でまかなえないかな?と考えていました。本ブログでハーブを栽培しているとしばしば紹介しておりますが、ハーブ栽培の目的は精油の抽出です!自前で調達できたらいいなと思い栽培を始めたのです♪

 1年かけて栽培しやすく(増やしやすく)、かつアロマエステで使えたら便利なハーブを選定しました。次は抽出の検討です。今後検討していくにあたり、考えを整理したり、覚書として本ブログに記録していきたいと思います。

1.精油の抽出方法について

 精油の抽出方法にはいくつかあり、(1)水蒸気蒸留法(2)冷浸法(3)溶剤抽出法(4)圧搾法(5)超臨界炭酸ガス抽出法などがあるようです。以下にそれぞれについて簡単にまとめます。詳細を知りたい方はそれぞれの項目で検索してみてください。詳しく見ることができます。

(1)水蒸気蒸留法

原料(植物)に水蒸気を通し、この水蒸気+芳香成分を冷却して精油を得ます。精油のほかに芳香蒸留水(ハーブウォーター)ができます。多くの精油が水蒸気蒸留法で抽出できます。一般的な方法です。

(2)冷浸法

アンフルラージュ法ともいわれています。ガラス板の表面に牛脂や豚脂を塗り、そのガラスの板をローズやジャスミンなどの花びらを敷き詰めた上にかぶせ、脂に芳香成分をしみ込ませます。濃縮された芳香成分をエタノールに移しエタノールを蒸発させることにより、精油を得ます。高品質な精油が得られますが、時間がかかります(数週間)。

(3)溶剤抽出法

ヘキサンなどの有機溶剤に原料を浸漬して芳香成分を抽出します。次に有機溶剤を揮発させ、残った固形物(コンクリート)をエタノール等のアルコールに芳香成分を溶解させます。その後アルコールを揮発させ芳香成分を得ます。初めに使用した有機溶剤が残存していては使用できない(人体に有害)ですし扱うには排気設備等が必要でので、個人が自宅で実施するのは無理です(><)

(4)圧搾法

オレンジやレモンなどの柑橘系の果皮から精油を抽出する方法です。果皮を圧搾して芳香成分を得ます。適用できる原料が限定されます。

(5)超臨界二酸化炭素抽出法

超臨界状態の二酸化炭素(原料中に拡散、溶解しやすい)を用いて芳香成分を抽出します。抽出後の超臨界二酸化炭素+芳香成分を減圧すると超臨界二酸化炭素が気体となり芳香成分が得られます。自然の状態に近い芳香成分が得られます。しかし二酸化炭素が7.38MPa(10cm×10cmの面積に7.5トンの力が加わる)の高圧であるため、個人が自宅で扱うのは物理的にも法的にも不可能です(><)

以上から自宅でできる方法しては(1),(2),(4)かなと考えます。(2)は時間がかかる、ある程度の作業スペースが必要。(4)は汎用性に欠ける。と考え、(1)の水蒸気蒸留法を自宅でやってみようと思いますᕦ(ò_óˇ)ᕤ“

これから着手なので、すぐにはできませんが、経過をここで報告していきたいと思います♪

最後まで本ブログをご覧いただきありがとうございました!

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